シュピーゲル

水平線上の鏡

2017/07/22

今日も台天目のお稽古。お湯を注ぐときに左手添え忘れがちなので気をつけて。

 

お軸は『竹に上下の節あり』

ご銘は『和敬』

 

唐物の時はご銘に禅語のような、そういったものをつけるそうなんだけど禅語のレパートリーが3つくらいしか無いのでお勉強が要りますね〜。

 

f:id:julyjulydawn:20170722113608j:image今日のお花は「むくげ」と「矢筈ススキ」

 

お茶に使うお花はぱーっと開いたものよりもほころび始めた蕾くらいが好ましいんですけど、むくげは朝咲いて夕方にはしぼんじゃう一日花なので、こういったお花は綺麗に咲いてる時を飾る方がいいんだって。こういうその時の瞬間をいただける事を、「ごちそう」って表現するそう。

そう考えると蕾の時も、かたすぎず開きすぎずの良い頃合いをいただく訳で、それってどんな時も用意してくれるご亭主の気持ちが込もってるから、ありがたいものですよね。お席はその瞬間の大切な一期一会だなぁと思いました。