シュピーゲル

水平線上の鏡

2017/09/02

八月はお稽古がお休みだったので一月ぶりです。

 

今日は茶箱点前のお稽古。茶箱っていうのは野点、外でのお点前に使う物なんですね。写真を撮ってくれば良かった、次タイミングがあったら撮らせて貰います。

箱の中にお茶碗や棗、茶杓茶筅、茶巾と小帛紗と帛紗、あとふりだしっていうお干菓子入れる容器が入ってて、まぁピクニックバスケットの和式みたいな雰囲気で見てます。

他にも季節ごとに使う道具が増えたりするんですけど今日お稽古したのは多分一番シンプルな卯の花点てっていう夏の茶箱のお点前です。

 

いつも忘れちゃうんだけど、

春:花点前……花形盆を使う

夏:卯の花点て……山道盆を使う

秋:月点前……お茶碗お棗に仕覆、器据を使う

冬:雪点前……お茶碗お棗に仕覆を使う

だったかな。

 

茶箱の中のお道具は、たとえばふりだしや茶巾を入れる茶巾筒なんかも決まった道具を使う必要は無くて、道具が仕舞えて箱の中に収まれば自分で好きなものを使っていいんですって。

拝見に出す時なんかはそっちの方がお客様も道具を見て楽しめるんじゃないかなって事でした。

 

実際に野点をすることは無いと思うけど、茶箱はそういった意味で自分だけのお道具を揃えられそうで楽しそう。いつか茶箱を買ってみたいなって思います。

 

f:id:julyjulydawn:20170902140109j:imageお香合。うさぎとススキ、あと形が月になってる。秋ですね。

 

f:id:julyjulydawn:20170902140158j:imageお花は竜胆と矢筈すすき、それと龍青(りゅうのう)ほととぎす。写真がそのほととぎす。花びらの先がうっすら青くなってるんですって。確かに青みがかってる。普通のほととぎすよりも小ぶりな感じ。