2017/12/02
やぶ椿。今回の飾り方はちょっとイレギュラーというか、ほんとはこの種類の椿は開ききったものを使わないし二輪あるなら違う種類の椿をいけるそうです。
今日も引き続き台天目。
何回もやって覚えなきゃね。
最初の茶筅通しの前のこすすぎ忘れずに。
こすすぎしてお湯を一度捨てもう一度お湯を注ぎ茶筅を入れた状態で建水の肩へ置いておく。その間に台を清めるよ。この時の帛紗捌きが真に捌く。清めたら捌き直しで右膝横に。
最初の茶筅通しは左手のひらの上で行う。
お湯を注ぐとき左手添えるの毎度忘れるので気をつけて。茶筅通し、コツンの数は後先一緒。
茶杓を清める象牙拭きも後先一緒。捌き直すかお茶を払うだけかの違い。
台天目はお茶碗仮置きしない。拝見に出す時は先に茶入れを手前に引いて水指しの真ん中にお茶碗を置く。
今日のお茶杓は『仙叟』
ご銘は『和敬』
お軸は『無事』
2017/11/04
11月です。風炉から炉、冬のお点前に切り替わります。写真のこれは茶壺って言うもので、五月に摘んだ新茶をこの中に半年置いて炉開きの11月にその半年置いておいた今年の新茶をいただくんですって。口切りのお茶って言うそう。だから11月はお茶のお正月とも言うそうですよ。
♪ずいずいずっころばし〜って歌に出てくる茶壺ってこれの事なんですって。茶壺をお殿様へお届けする茶壺道中を歌ってるそう、へーって感じ。そうだったのか〜
風炉から炉に切り替わる時はバチっと切り替えます。お花も椿。
白いのが初嵐、ピンクのが西王母。上のお花は菊です、いそぎく?だったかな忘れちゃったごめんなさい。
お点前は普通にお濃茶とお薄を。
茶杓は「宗旦」
ご銘は「梢の錦」
お軸は「開門落葉多し」
個人的に好きなお軸です。寒くなってきた空気のすごく清々しい感じ。
2017/10/07
上のもさもさしたピンクっぽいのが女郎花、間がこないだと同じくホトトギス、下の白い花が秋明菊。貴船菊とも言うんだって。
10月のお稽古は中置き。お茶には風炉と炉っていって、ざっくり言うと夏のお点前冬のお点前があるんですけど11月から炉になるんですね。で、暑い時期の風炉の時は御釜が客席から離れてて、寒い時期の炉になると御釜が客席に近くなる。10月はまだ風炉だけど寒くなってきてるので、御釜を五行棚っていうものを使って少し客席寄りに置いておく、だから中置きって言うんですって。
この五行棚っていうのが面白いなぁと思うんです。名前の意味が。棚って普段は御釜を置くのに使わないんですけどこの五行棚には御釜を置いてるわけで、御釜と棚を合わせて五行の要素が揃ってるから五行棚って言うんですって。五行って陰陽道とかにある木火土金水の五行。
確か棚が木で御釜が金、中のお湯が水で灰が土、炭が火だったかな。今度忘れなかったら確認しよう。
普通の棚に柄杓を飾る時も、棚板の形が四角か丸かで柄杓の飾り方も変わるんですけどそれは陰陽を作るようになってるんですって。四角い棚の形は陰だから柄杓を飾る向きは口を上に向けた陽に飾る、棚板の形が丸の時は陽だから柄杓の口を下向けて陰に飾るって教わったんですけど、なんだか面白いなぁって思います。
今日やったお稽古は続きお薄。お濃茶やって続けてお薄もやるっていう名前そのままのやつ。
準備の仕方を忘れがちなんだけどお濃茶から継続して使うのは茶杓くらいだったね。建水も一度持って帰るよ。お点前自体はそこまで難解じゃない、最初は普通にお濃茶やってお仕舞いしますの挨拶の時に続けてお薄ってなる。茶入れお仕覆を先に拝見所望されて出す。いややっぱお点前自体も細かいとこは忘れがちだな。またやろう
お茶杓は『一燈』
ご銘は『神楽』
お軸は月にススキの絵